SDGsの観点から、ペットボトルや紙コップの利用を避け、タンブラーを持ち歩く人が増えています。
人気のカフェでは、オリジナルデザインのタンブラーが陳列されていたり、マイタンブラーを持ち込む人がいたりと、かなり普及している様子。
インターネット上でも、さまざまなデザインのタンブラーが販売されています。
ところで、コーヒーを飲む容器といえばマグカップが定番ですが、タンブラーとマグカップの違いを知っていますか?
なんとなく、両者が異なることは分かっていても、違いを正確に説明できる人はいないのではないでしょうか。
この記事では、タンブラーとマグカップの違いや、おすすめの利用シーンについて紹介します。
タンブラーとマグカップの違いは?
タンブラーとマグカップ、どちらも飲み物を入れる容器です。
決定的な違いは、その形状にあります。
まずはタンブラーとマグカップの明確な違いや、それぞれの特徴をみていきましょう。
タンブラーとは
タンブラーは筒状で高さのある容器で、蓋がついているものが主流です。
持ちやすいように細長く設計されており、スタイリッシュな印象。シンプルな形で洗いやすく、日常使いに適しています。
素材はステンレス製が主流ですが、最近はプラスチックやセラミックなどで作られたタンブラーも販売されています。
汎用性が高く、コーヒーや紅茶、ビールなど、さまざまなドリンクで利用可能。
背高のため倒れやすさを懸念されがちですが、床に滑り止め加工がされているものや、倒れにくい設計のものもあります。
シンプルなデザインのものから、キリっと光るオシャレなデザインまで幅広く、個性を表すアイテムとしても有効です。
オフィスや自宅での水分補給はもちろん、ゴミの削減にも役立ちます。
マイタンブラーを持参すれば、コーヒーを入れてくれるカフェも多くなっています。タンブラー持ち込み割引を実施しているカフェもあるため、節約にもなるでしょう。
コンビニ大手のローソンでも、コーヒーなどの一部ドリンクが10円引きになる、タンブラー持参サービスをおこなっています。せっかくなので、積極的に活用しましょう。
マグカップとは
マグカップも、飲み物を入れる容器のひとつで、取っ手がついているのが特徴です。
取っ手があると、小さな子どもや年配の方でも安定して持ち上げられます。熱いスープが入っていても、片手にマグカップ、片手にスプーンが可能。
飲み口が広く、タンブラーと比較すると高さがありません。
保温性のない陶器製のイメージが強いですが、最近では保温性のあるマグカップも多く出回っています。
ホコリの混入を防ぐ蓋が付属されているものや、別売りの蓋が用意されているマグカップも人気です。
機能性に優れたタンブラー・マグカップが人気
最近のタンブラーとマグカップには優れた機能がついており、ドリンクを飲む際のお悩みを解決してくれます。
デザインでなく、機能性でタンブラーやマグカップを選んでみてはいかがでしょうか。
ここからは、タンブラーとマグカップの代表的な機能を紹介します。
真空断熱機能で保温性・保冷性アップ
多くのタンブラーには、保温性・保冷性がついています。
真空断熱構造で、長時間、飲み物を温度を保てます。
冷めたコーヒーを飲むことの多かった人には、嬉しい情報ですね。
真空断熱とは、タンブラーの内側に真空の層を作り、熱の分子が移動しにくいようにした構造のことです。
温度を保ちやすく、飲み頃の温度で美味しくドリンクが飲めます。
真空断熱には、一層構造と二層構造のものがあります。二層構造を採用している商品は、一層よりも保温性・保冷性が高いため、長時間の効果を求めたい人におすすめです。
二層構造は適度な重みがあるので、倒れにくいのもポイントです。
暑い夏に冷たい飲み物を入れていても、結露でタンブラーの周囲が濡れません。デスクを汚さず、冷たいドリンクが楽しめます。また、寒い冬でも外側が熱くならないので、持ちやすくて安心です。
透明の蓋付きなら猫舌の人でも安心
タンブラーには、蓋付きのものも販売されています。
蓋を閉めておけば、外気にさらされないので、さらに保温性・保冷性が高くなります。
ところで、タンブラーに蓋がついていると、いつ飲み物が流れてくるか分からず、不安になった経験はありませんか?
とくに猫舌の人は、蓋つきタンブラーはハードルが高いもの。
コンビニコーヒーのようなタイプの蓋でも、少し傾けただけで熱いコーヒーが出てきて、びっくりすることがありますよね。
そんな猫舌さんにおすすめなのが、蓋が透明タイプのタンブラー。透明なので中の様子が分かりやすく、安心してホットドリンクが楽しめます。
ほかにも、ストローが差し込める穴が開いていたり、洗いやすいように工夫されていたりと、利便性も抜群です。
タンブラーとマグカップのおすすめ利用シーン
タンブラーとマグカップの特徴を踏まえた上で、おすすめの利用シーンを紹介します。
タンブラーはキャンプやドライブに
タンブラーは、キャンプやドライブなど、アウトドアでの利用に適しています。
アウトドアでは、よく冷えたビールをグラスに入れても、すぐにぬるくなるのが難点でした。
しかし保冷効果のあるタンブラーなら、長時間、ビールを冷たいまま楽しめます。大容量なので、頻繁に継ぎ足しできないドライブのおともにも最適です。
蓋付きなら、屋外の利用でも、ゴミやホコリが気になりません。
人ごとにカラーを分ければ、自分のドリンクがすぐにわかるので、おすすめです。
タンブラーは、テレワークやリラックスタイムにもおすすめです。
アイスコーヒーやアイスティー、ビールやワインなど、冷たいまま飲みたいドリンクも、長時間そばに置いておけます。
蓋を閉めておけば、倒れた際にも、デスクを汚しません。蓋の開け閉めが面倒な人は、蓋なしで利用しましょう。
マグカップはおうち時間に
マグカップは、おうち時間のおともにおすすめです。おやつタイムや映画鑑賞など、ゆっくりとした時間を、お気に入りのマグカップと一緒に過ごせます。
マグカップは季節を問わず、利用できます。冬にはカップスープ、夏にはアイスクリームを入れるなど、自由に活用できます。
陶器製なら電子レンジでの加熱も可能です。SNSでは、プリンや茶碗蒸し、オムライスをマグカップひとつで作る人の姿も見られます。
オープン棚に並べて、インテリアの一部として楽しむ人も多いでしょう。
コーヒーや紅茶など、温かいまま飲みたいドリンクには、タンブラーもおすすめです。おしゃれなタンブラーを使えば、カフェの雰囲気が楽しめます。
冷たいビールやカクテル、ワインを入れれば、おうち居酒屋にもピッタリです。
このように、タンブラーはマグカップやビールグラス、ワイングラスの代用としても活躍します。
ミニマリストやシンプリストのように、ものを多く持ちたくない人にも、タンブラーはおすすめです。
タンブラーとマグカップはプレゼントにもピッタリ
大切な人への贈り物に、タンブラーやマグカップはおすすめです。
どちらも日常使いができる実用アイテムで、いくつあっても困りません。かさばらないので、パーティー会場やレストランにも持ち込みやすく、お相手も持ち帰りやすいでしょう。
手ごろな価格で、相手に負担を感じさせないのも、重要なポイントです。
カラフルでポップなデザイン、洗練された大人の雰囲気、機能性重視など、さまざまな条件に合ったタンブラーやマグカップがきっと見つかります。
まとめ
タンブラーとマグカップの明確な違いは、その形状にあります。
細長くスリムなスタイルのタンブラーは、保温性・保冷性に優れ、蓋付きでこぼれにくいのが特徴です。
マグカップは、広い飲み口と、取っ手が特徴。持ち上げやすく、安定を保ったまま飲めるのがメリットです。しかし、保温性・保冷性は低く、美味しく飲める時間が限られています。
このようなマグカップのデメリットをカバーするのが、タンブラーです。
タンブラーは保温性・保冷性が高く、長い時間、飲み頃の温度を保ってくれます。真空断熱構造のタンブラーなら、熱い飲み物が入っていても、外側が熱くならず、持ちやすいのも嬉しいポイント。
まだタンブラーを利用したことのない人は、ぜひその魅力を体感してください。
Aforaおすすめのタンブラーはこちら
5色のカラーバリエーションが美しいこちらのタンブラーは、Aforaオリジナル商品です。
Aforaとは「つい話題にしたくなる・話題になる」をコンセプトにした、アウトドアファッションブランド。
アウトドアはもちろん、自宅やオフィスなどの日常生活でも活用できる商品を展開しています。
Aforaオリジナルタンブラーは、二重の真空断熱構造で、保温保冷機能に優れています。
保温は3時間、保冷は9時間と、長時間にわたってドリンクを飲みごろの温度に保ちます。
表面は傷や凹みに強いマット加工。
飲み口が大きいため、奥までキレイに洗えます。
氷を入れたり、マドラーで混ぜたりもスムーズ。
透明な蓋付きなので、猫舌の人でも安心してホットドリンクが飲めるでしょう。
倒れたときにもこぼれにくく、ゴミが入るのも防げます。
パッケージは洗練されたデザインで、ギフト包装にも対応しています。
Aforaのタンブラーは、アウトドアや普段使い、家族やお友達へのプレゼントにピッタリです!