おしゃれにこだわったキャンプサイト、中身が丸見えのゴミ袋がテーブルにぶら下げてあると、せっかくの雰囲気が台無しですよね。さらにゴミ袋のままだと、風で飛ばされたりカラスやネコに荒らされたりと、管理も大変です。
キャンプサイトでもゴミ箱を使って、ゴミを管理しましょう。
ゴミ箱といっても、室内で使用している箱タイプやバケツタイプのゴミ箱である必要はありません。アウトドア用に、オシャレなトラッシュボックスが販売されています。
そこで今回は、キャンプで使うのに最適なトラッシュボックスを3つ、厳選して紹介します。
トラッシュボックスを使うメリット
先述したように、トラッシュボックスを使わなくても、ゴミ袋だけでゴミを管理することは可能です。テーブルやラックにS字フックをかけ、ゴミ袋をぶら下げたり、空のダンボールにゴミ袋を装着して簡易ゴミ箱を作ったり、工夫している方も多いですよね。
しかしトラッシュボックスには、次のようなメリットがあります。
- 統一感のあるキャンプサイトにできる
- 自立してくれる
- 分別しやすくなる
- 臭いや動物対策
- 持ち帰りもスムーズ
生活感があってダサいゴミ袋を隠しながらも、利便性が高まるアイテム。ゴミの分別や固定が楽になり、持ち帰りの際の汁モレや悪臭のお悩みからも解放されますよ!
ポップアップトラッシュボックスの特徴
アウトドア用のトラッシュボックスには、折りたたみタイプやバケツタイプなどがあります。
それぞれメリット・デメリットがありますが、キャンプにはポップアップタイプが最適です。おすすめの理由は以下の通り。
- 設置時間ほぼゼロ
- 畳むとコンパクトになる
- 薪入れやストーブケースとしても活用できる
ポップアップタイプのトラッシュボックスは、本体を固定しているバックルを外すだけで自動的に立ち上がります。
ただでさえテントやタープの設営に時間のかかるキャンプ。少しでも時間を短縮して、早くのんびりしたいものですよね。
もちろん撤収もバックルを止めるだけ。何倍にも小さくなるため、持ち帰りの際も場所を取りません。
さらに、最近キャンパーたちの間で話題になっているのが、ストーブケースとしての活用。
ポップアップトラッシュボックスが石油ストーブを収納するのにピッタリだと、キャンパーたちで盛り上がっています。
ストーブケースにする際は、トラッシュボックスのサイズをよく確認しておきましょう。直径35㎝、高さ46㎝以上あれば、トヨトミやアラジン、パセコなどのコンパクトストーブがピッタリ入ります。
ポップアップトラッシュボックスを選ぶときのポイント
ポップアップのトラッシュボックスにも、多くの種類があるため、どのような基準で選べばいいのか悩みますよね。
基本的には、キャンプの人数に適した容量のトラッシュボックスを選択しましょう。一泊のソロキャンプでは20L前後、4~6人の家族キャンプでは30~45Lあれば充分です。
ゴミを分別したいなら、内面にクリップがついているタイプを選びましょう。
お手入れの面を重視するなら、底面の素材にも注目。水分の染み込みにくいPVC素材なら、シミや汚れがつきにくく、清潔に保てます。
安定性も重要です。軽すぎて倒れてしまったり、強風で飛ばされたりするようでは、トラッシュボックスを使用する意味がありません。ペグホールやベルクロテープ付きで、固定しやすいトラッシュボックスがおすすめです。
ポップアップトラッシュボックスのおすすめ3選
コールマン/ボップアップボックス
アウトドアブランドとしてはもっとも認知度の高いコールマン。キャンプ好きでなくても「コールマン=人気のアウトドアブランド」として認識されています。
コールマンのポップアップボックスは、コンパクトに収納できるトラッシュボックスです。やや小さめのワンサイズ展開のみですが、ゴミ以外にも薪や火吹き棒、洗濯物や遊具を入れたりとマルチに活用できます。
内側には、ゴミ袋を固定するのに便利なステンレスクリップ4つ付き。
テーブルやチェアの脚に固定できるベルクロテープやペグダウンループもあるため、風の強い日も安心です!
オレゴニアンキャンパー(OCB 2026)
オレゴニアンキャンパーのトラッシュボックスは、派手な迷彩柄でインパクト大。他人と被りたくない方、個性的なデザインで周囲に差を付けたい方におすすめのデザインです。
内部にはスナップボタンが設置してあり、ゴミ袋が固定できるようになっています。蓋部分のジップタブが2つなので、開閉しやすくて便利。
転倒防止用のペグダウンループも、嬉しいポイントです。本体周囲に取り付けられたネビュラチェーンには、小物も引っ掛けられますよ。
Afora/トラッシュボックス
ファッションアウトドアブランドAforaにも、おしゃれなトラッシュボックスがあります!バックルを外すと勝手に自立する構造のため、組み立てや片付けに時間がかかりません。
内部には、ゴミ袋を固定するためのクリップが4つ取り付けてあります。ゴミ袋を複数枚入れられるため、可燃ゴミ・不燃ゴミ・リサイクルゴミなどをきれいに分別できます。
蓋の内側にはメッシュポケットも完備。消臭剤やゴミ袋を収納できるため、設営の際もスムーズです。
トラッシュボックスの底面には、撥水性のあるPVC素材を使用。地面に直接置いても、汚れが気になりません。地面の水分が内側に染み込まないので、サッと拭けばすぐに清潔に保てます。
本体の周辺には、ベルトループも縫い付けられています。小物を引っ掛けたり吊るしたりできるので、頻繁に使うギアの収納としてもピッタリ!
紹介した3つのトラッシュボックスの中でもっとも大きなサイズのため、ストーブケースとしても余裕があり、出し入れしやすくて便利です。
カラーはカーキとベージュの2色展開。ナチュラルな印象で、ミリタリー感が苦手な人にもおすすめしたいトラッシュボックスです。
まとめ
ポップアップトラッシュボックスは、アウトドアの際によくあるお悩みを解決してくれる便利なギアです。簡単に設営でき、持ち運びの際はコンパクトに畳めます。
生活感の出やすいゴミ袋を隠しながら、ゴミの分別も楽にしてくれます。
ゴミ箱以外にも、薪入れやストーブケースとしても活用できるため、冬のキャンプではさらに活躍すること間違いなし!
あなたのアイデアで、トラッシュボックスを大いに活用してくださいね!