長期間の車中泊やバンライフにおける食事は、毎日の楽しみのひとつ。
料理が好きな自炊派にとって、便利な調理器具は食事のバリエーションを広げてくれるアイテムです。しかし車内での調理は、限られたスペースを最大限に活用する必要があります。
そこで今回は、コンパクトでマルチに活躍してくれるおすすめ調理器具を紹介します!
車中泊やバンライフに適した調理器具の選び方
車中泊やバンライフでは、以下のポイントに注意して調理器具を選びましょう。
- コンパクトに収納できるか
- 耐久性や耐熱性は充分か
- 機能性に過不足はないか
- 取り扱いは簡単か
車中泊に適した調理器具でないと、貴重なスペースが無駄になったり、持ち運びや収納の際に不便さを感じたりする可能性があります。
自炊派必見!車中泊におすすめの調理器具7選
さっそく、車中泊におすすめの調理器具を7つ紹介します。
7つのアイテムを駆使すれば、限られたスペースや電力でも、美味しい料理が作れますよ!
ケトル
コーヒーやカップ麺用のお湯を沸かすために欠かせない調理器具といえば、ケトルやポットです。
最近では、お湯が沸くと同時に自動で電源が切れるタイプがほとんど。空焚きの心配がないため安心です。
シガーソケットに接続するタイプなら、ポータブル電源がほかの調理器具の使用で埋まっているときにも役立ちます。
カセットコンロ
アウトドア用のカセットコンロは、強風でも火が消えにくい仕様。コンパクトに収納できるうえ、炒め物に充分な火力が期待できます。
電力不要で利用できるため、ポータブル電源を持っていない人にもおすすめです。カセットガスを使い切ってしまったら、追加購入するだけ。最近ではコンビニでも購入できます。
自動点火機能や炎の調節機能など、機能的に優れたモデルを選択すれば、車中泊でも安全に調理できるでしょう。
IHクッカー
IHクッカーも、車中泊におすすめの調理器具です。
電磁調理方式を採用したIHクッカーは、高い熱効率と正確な温度制御が特長です。コンパクトなサイズでありながら、パワフルな調理を可能にしています。
使いやすい操作パネルや安全機能も備えており、持ち運びや収納にも便利です。
小型炊飯器
白米が大好きなお米派には、炊飯器の導入も検討してほしい!
一般的な家庭用炊飯器は、消費電力が大きいため、電源の確保が課題です。しかし小型のアウトドア用炊飯器があれば、小さな電力で利用でき、車内で炊き立てご飯が食べられます。
無洗米なら、お米を研ぐ必要もなし。無洗米とお水を計量してセットするだけで、簡単においしいご飯を楽しめます。
レトルトパックのご飯では物足りない人に、ぜひ試してほしい調理家電です。
ホットプレート
ホットプレートも、小型タイプや折りたたみタイプなら車中泊にピッタリです。アイデア次第で、さまざまな料理が可能。
お肉やお魚などの食材を焼くほか、少量の油を使って揚げ焼き、炒め物、煮込み料理などマルチに活躍してくれます。温度調節が簡単なので、料理が苦手な人でも失敗が少ないでしょう。
プレートは焦げ付きにくいテフロン加工されたものが主流です。洗いやすくて清潔に保ちやすい点でも、車中泊に適した調理家電といえます。
マルチグリドル
マルチグリドルとは、韓国発祥の調理器具です。
フランパンの取っ手を外したようなシンプルなフォルムは、おしゃれの極み!料理をより一層、美味しそうに演出してくれます。
また、焼く・煮る・揚げる・茹でるなど、複数の調理を可能にした多機能性が魅力。目玉焼きやソーセージ、マフィンを同時に焼けば、そのままワンプレート朝食として食卓に出せます。
ランチタイムには焼きそばやチャーハン、ディナータイムはステーキやアヒージョ、パスタなど、幅広い調理が可能です。
軽くて持ち運びしやすいため、車中泊やアウトドアに最適です。直火はもちろん、ガスやIHでも利用できます。マルチグリドルとカセットコンロ、IHクッカーを組み合わせれば、火力の必要な料理にも挑戦できるでしょう。
マルチグリドルは、多機能性と使いやすさを兼ね備えた便利なアイテムです。使い方は無限大にあり、たくさんの料理を手軽に楽しめるようになるでしょう。
アウトドアに限らず、自宅での調理でも活躍すること間違いなし!料理が趣味な方、車中泊やキャンプでの自炊にこだわりたい方は、ぜひ試してみては?
まとめ
車中泊やバンライフで自炊を楽しむには、最適な調理器具の選択が大切です。マイカーでの収納スペースが確保できるか、収納時のサイズを確認しておきましょう。
また耐久性や耐熱性は問題ないか、機能性に過不足はないかもチェックしておくと安心です。
調理器具は取り扱いが簡単でないと、毎日の自炊が苦痛になってしまいます。継続的な自炊のためにも、使いやすくて多機能型の調理器具を見つけてくださいね!