バンライフや車中泊をするなら、快適に過ごせるベース車を選択しましょう。
大きすぎる車では燃費や維持費がかさみます。反対に充分なサイズでなければ、不便さや不自由さが増してしまいます。
車は簡単に買換えできる品物ではないので、慎重に選びたいですよね。
この記事では、バンライフや車中泊をする車の選び方、おすすめの車種を紹介します!
車中泊に最適な車の選び方
まずはバンライフや車中泊に適した車を選ぶポイントを紹介します。
おもに3つのポイントがあります。
- フルフラットになるか
- 人数に合わせた車内スペースがあるか
- 性能は十分か
それぞれ詳しく解説します。
1.フルフラットになるか
車の中で眠ったり、食事したりするので、シートのフルフラットは必須条件です。
シートを倒してフラットにするタイプ、シートを足元部分に格納するタイプなどがあります。フルフラットとはいっても、完全に真っすぐな状態になる車は少ないです。
凸凹があっても、マットレスを敷けば気にならない程度なのか、実際に試乗して確認してみましょう。
2.人数に合わせた車内のスペースがあるか
車内で長い時間を過ごすため、スペースを確保できる車種を選びましょう。
広ければ広いほど快適に過ごせますが、比例して車両価格や維持費も高騰します。車中泊する人数に適したサイズの車選びが重要です。
どのくらいのスペースがあれば良いのか迷う場合は、マットレスのサイズを確認しましょう。すでに持っている、もしくは購入予定のマットレスを敷くスペースがあれば、快適に眠れます。
見落としがちですが、車内の高さもチェック必須。座高+マットの高さ+αの空間があれば、マットレスの上に座って食事できます。
3.性能は十分か
せっかくのバンライフ。遠出して非日常の世界を楽しみたいですよね。
長距離を走れば、ガソリン代の出費がかさみます。そこで、車種ごとの燃費やエンジンパワーにも注目しましょう。
エンジンパワーが足りないと、高速道路や急こう配の坂道で、思うようなスピードが出ない可能性があります。ストレスなく走りたいなら、排気量に余裕のある車を選びましょう。
おすすめの車種
画像引用元:本田技研工業Honda公式サイト
ここからは、車中泊におすすめの車を紹介します。
ワンボックスバン、ミニバン、軽バンの3パターンを紹介しますので、予算や好み、人数に合わせて選んでくださいね!
王道のワンボックスバン
車内空間がもっとも広いのは、ワンボックスバンです。
中でも人気が高いのは、トヨタのハイエースバン。広々とした車内は、大人二人が寝てもまだ余裕があるほどのスペース。足を伸ばしてゆったりと眠れます。
車中泊に利用する人が多いため、車中泊用のマットやカーテンなどのラインナップも豊富です。カスタムして個性を出したい方、快適性にこだわりたい方におすすめの車です。
その他おすすめのワンボックスバン:日産キャラバン
日常使いしやすいミニバン
ファミリーカーとして高い人気を誇るミニバンは、ドライブやアウトドアなどマルチに活躍してくれます。
日産のセレナは、ミニバントップクラスの室内長・室内幅が自慢です。開放的な車内空間は、車中泊に最適!多彩なシートアレンジが魅力で、フルフラット時には3列目シートの下に荷物を載せられます。車内での着替えや寝床の準備なども、高さがあるので楽々!
グレードを上げればハイブリッド車も選択できるため、燃費が気になる方にもおすすめです。
その他おすすめのミニバン:トヨタノア、トヨタヴォクシー、ホンダステップワゴン
コスパに優れた軽自動車
軽バンと呼ばれる軽自動車でも、車中泊は可能です。ちょっと窮屈ですが、大人2人でも眠れるスペースは確保できるでしょう。
軽バンのおすすめは、ホンダのN-BOXです!燃費の良さと、広さが人気の秘密。小回りが利くので、街乗りにも便利です。
車内の天井が高めなので圧迫感がなく、快適に過ごせます。後部はスライドドアなので、小さな子どもがいても安心して乗り降りできますね!
その他おすすめの軽自動車:スズキエブリイワゴン、ダイハツアトレー、三菱ekクロス
まとめ
バンライフ/車中泊に適した車は、フルフラットかつ、足を伸ばせるスペースの確保が必須条件です。
セダン車やコンパクトカーのように、シートをフルフラットにできないタイプでは、快適に眠れない可能性があります。燃費や走行性能もチェックし、予算と相談しながら自分のバンライフ/車中泊スタイルに合った車を選びましょう。
おすすめの車は、ワンボックスバンやミニバン、軽バンなどです。最近は車中泊やアウトドアを想定して作られた車種も販売されています。
将来的なカスタムやDIYも想定し、ピッタリの車を見つけてくださいね!